AfiA LLC. Presents

指揮者の通信講座

注意!これを読む前に

「クラシックを理解しよう」

なんて考えちゃいけません

✔なぜ、80%の人がクラシック音楽を難しいと思うのか?

✔なぜ、演奏は良いし技術は素晴らしいのに、心に響いてこないのか?

✔クラシック音楽を理解し、感じて楽しむための、たった一つの条件とは…

テレビ朝日系列「題名のない音楽会」、日本テレビ系「深夜の音楽会」、BSフジ「Table of Dreams 夢の食卓」、NHK教育テレビ、NHKBSプレミアム、テレビ神奈川、NHKFM,FMTokyo,FM YOKOHAMAなど出演多数。第11回出光音楽賞ほか受賞多数。現在Orchester AfiA芸術監督、イギリス室内管弦楽団国際招聘指揮者。これまで英国グラインドボーン音楽祭、スイス、ザンクトガレン・オペラ祭、ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場など世界のオペラ座で活躍。NHK交響楽団をはじめ国内主要オーケストラに客演。東京外国語大学国際関係論卒業。ウィーン国立音大指揮科修了。マリオ・グゼッラ国際指揮者コンクール、トーティ・ダル・モンテ国際オペラコンクール指揮者部門「ボッテーガ」でいずれも第一位。トスカニーニ国際指揮者コンクールファイナリスト。村中&AfiAの「自然と音楽」演奏会シリーズは、2016年Classical:NEXTのイノヴェーション・アワードのファイナリストに世界2000団体から選ばれた。

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村中大祐 (指揮者)

Photo©NAKAMURA Yutaka

この話は、多くの人が「クラシック音楽」というものを理解しようと思って失敗する、その最大の原因だ。なので、注意して読んでほしい… (From村中大祐)

今からお話するエピソードは、私がご縁のあったイタリアの最南端、世界で一番豊かな場所、と呼ばれるシチリア島のパレルモでの話だ。

●最初の一歩は「知識ではなく、感じてみよ。」

ある日友人宅で85歳の農家の男性「パオロ」と出会った。

パオロは、いつも擦りたてのオリーブオイル(Oglio di oliva)と
リコッタチーズ(Formaggio ricotta)を持ってきてくれるのだが、
その日焼けして浅黒い精悍な顔には、逞しい知性が感じられて、
これまで出逢うことのなかった類の、極めて魅力的なイタリア人だった。

しばらくは、彼と庭先でリモンチェッロなどを飲みながら立ち話をしていたのだが、
私が指揮者だとわかると、突然パオロはこんな質問をしてきた。

「ダイスケ、君は満点の星空から翌日の天気を予測することはできるかい?」

「とんでもない!そんなこと、できるはずがないじゃないか!」と応ずると

「でも君は音楽家だろう?君の感性なら星空や風のうごきから
明日の天気を予測することぐらい、実はわけもないことなんだよ。」

という答えが返ってきたのだ!

画像の説明

わたしはパオロの話を聞いて驚いた。

星空や風から翌日の天気を予測するなんて、
「知識」がなければとてもできない、と思ったからだ。

でもパオロは私に、天候を「感性」のちからで予測することができる、
と明言したのだ。

「わたしたち農夫は毎日土を耕して大地からエネルギーを頂いて、
とても健康的な生活をしているよ。

そして自然と毎日のように向き合いながら、風の音をまるで音楽のように聴き、
満天の星空を眺めて、そこから何か重要なメッセージはないかを探すんだ。
 
わたしたちは自然の動きから多くを予知することができる。

夜の星空の輝きや海の波の強さひとつで、
明日の朝、畑で何をすべきかがわかると言っても言い過ぎではないんだよ。」

「それには何か知識のようなものは必要なの?」

「いや、すべての始まりは感じることにある。

『感じるちから』を養うことが全てさ。

わたしたち農夫は、毎日の生活の繰り返しの中で、
自然と触れ合いながら少しずつ経験を積み重ねて来たからね。

確かに本で得られる知識は、のちのち必要になることもあるかもしれないが、
まずは自分の感性で捉えた情報の上に、
毎日少しずつ違う体験を積み重ねていくことしかないだろうな。

そこで得られた実地の知識や知恵は、
本では得ただけの知識とは比べ物にならない貴重な資料だよ。

音楽もおなじだろう?」

この話に私は我が意を得たりの心境だった。

やはり大地を相手にしている人の語る言葉は説得力がある!
と感心してパオロの言葉に聴き入っていた。

そして音楽や絵だけでなく、全ての学びの始まりは、
「感じること」がキッカケとなっていることを、再確認したのだった。

自分の感性を信じ、まずは身体で感じてみること。

何事もそこから始まる。始まりには理屈や知識は邪魔。

「満点の星空から明日の一日の天気を予測」するなら、「まずは勉強しないと!」と思うのが普通だが、結局どんな未知の分野であろうと腹をくくって、エイヤ!と実践していくのがベストなのだ。

これは「クラシック音楽」でも同じこと。自分を音楽の湯船に浸してみることができれば、それが最初の第一歩だと言える。その曲について調べることよりも、遥かに大切なのは、音楽に身をゆだねることなのだ。

わたしが今年3月まで2年半の間「ミュージック・コンシェルジュ、音のソムリエ」として出演していたFMヨコハマのクラシック音楽専門コーナー「ドルチェ・カンタービレ」では、「肌で感じることのできる音楽」をお届けしたが、この「音を感じる」方向性を選んだのは、パオロの言葉がきっかけだ。「感じるちからが大切」だというパオロの言葉を噛みしめることで、数多くの重要なヒントを得られたと思っている。

ー村中大祐
(続きはこちらから)

P.S.

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⇧村中大祐指揮Orchester AfiAのメンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」です。宇野功芳氏がレコード芸術誌上で絶賛した演奏です。

「AfiA-CDを100倍楽しむための絶対法則」を近日中にアップします。
お楽しみに!


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