音楽家の役割について考えてみた

今日は音楽をする人の役割について話そうと思う。

あくまでも私見だから、気楽に聴いてほしい。

ひょっとしたら他の分野でも同じことが言えると思うから

自分の分野でも同じなら、コメントを残していって欲しい。

音楽に関わる人、特にシンガーソングライターではなく

作曲家でもなく、書かれた曲を再現する「演奏家」ってなんだろう。

自分の曲じゃないのに、人が作った曲を演奏して

お客さんの心に何かを伝えることができるって

凄いじゃないか。

人が演奏をするとき、何がおこるか?

書かれた曲が放っている光を見つけることから始まる旅。

その光を自分の鏡に映して

お客さんの心に届けるのがお役目。

自分の鏡が曇っていると、お客さんが作品の正体をつかめない。

だからこの仕事は怖い。

よく無私でなきゃならない、とか言う人がいる。

そういう人には「お前がやってみろ!」と言いたい。

無私なんてものには意味がない。

仮に意味があったとしても、言葉で云々するようなもんじゃない。

自分がハッキリしてきて、初めて鏡を磨くことができるのだから。

無私ってのは、その先の話だろ?

自分が何者か。何を目的に生まれてきたのか。それを知ること。

そして思う存分自分を自由にし、鏡を磨く。

自分が自由になると、鏡は美しく輝く。

その鏡の輝きに、自分が喝破した本質を照らして

人々に伝えるのが役目。

音楽って目に見えないから、それができる。

音楽家ってスゴイと思う。

だから、そのスゴイところをもっと見てほしい。

言葉で伝えようと思って書いているけれど、

本当は見えない世界を感じて欲しい。

その見えない世界を理解し、共有するために、

私たち音楽家が存在しているのだから。

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