ピアニスト列伝

最近毎日のようにお話しているのが、ピアニスト列伝。

私は昔、ピアニストになりたかったこともあり

また本気でピアノを弾いて、それが今でも指揮者としての

根幹になっていることから

こういった話が自然に出来上がってきた。

正直言って、現代のピアニストの所謂ピアニズムについては

話すことはしないでおこうと思う。

何故なら、これからの時代の担い手を

あれこれ言ったところで意味がないからだ。

新しい時代は彼らが切り拓いていくもの。

そこにコメントをする必要もないだろう。

私としては、例えば女流ピアニストの

エレーヌ・グリモーが20代そこそこで

日本に来日してシューマンのクライスレリアーナを弾いたリサイタルを

当時自分もリサイタルで弾くための勉強と思って聴いていたが

音楽は自然ではあったものの

それほど強い印象は残らなかった。

だが、当時は年齢のさほど違わなかった彼女だが

当時よりも今の方がはるかに

女性としてもアーティストとしても魅力的に見えるのは

やはり時代の変化と共に彼女が大きく成長して

時代の牽引者のようになったからだろう。

ナチュラルな彼女の音楽は骨格が増し

ブラームスの協奏曲などでも

見事な名演を繰り広げるようになった。

だから現代のピアニストに敬意を表する意味でも

語ることは避けようと思う。

むしろ過去のピアニストたちに焦点を当てて

思うがままに語ってみようと思っている。

どこまでできるか。

自分への挑戦も兼ねた毎日のタスクだ。

今日も素敵な一日を。

村中大祐

P.S. この「ピアニスト列伝」は

Podcastで聴けるよ。

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