From:村中大祐
たまには毎日の生活のことでも
書きましょうと思うんですが
一番お伝えしやすいのが
この犬の話です。
やはり自己管理というのが
こういう仕事をしていると
一番大切になるんですね。
その中で自分がいつも考えているのは
「毎日続ける極意」なんです。
毎日続けられるかどうか。
勉強でも仕事でも
そのあたりが分かれ目だと思うんですね。
習慣化すると奇跡が起こる。
でも習慣化するまでに
どうしたらよいか?
これは人から教わるも良し。
本を読んで盗むも良しですが
私の場合習慣化の達人が
実は家の中にいるんですね。
それが我が家のジョさん。
すなわちジョルジョ君です。
彼はもともと千葉のブリーダーのところで
私がインターネット経由で発見したのですが
そのブリーダーさん、
実はトヨタの車を売っていた人で(笑)。
車を売るのやめたら
今度は犬を売っている。
そんな人から勧められて
2頭のシュナウザーのうち
おとなしくて、兄弟に頭の上に座られている方を
連れてきました。
血統書には「Bush」ブッシュと書いてあったので
即あのアメリカの大統領の名前を思いだしたわけですが
さすがに「ジョージ」じゃ嫌なんで
イタリア語読みのGeorge→Giorgio
ジョルジョと言う名前にしたんですね。
短くするとジョさん。徐さんではありません。
列記としたシュナウザー。ドイツ犬です。
今日はそんなお話をどうぞ。
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From:村中大祐
わたしはやっぱり犬です。
私は猫はキライです。
ですから猫派のひとは
ここから先は読まないほうが良いと思います。
悔しくて眠れなくなるでしょう。
あまりブログには書きませんが
幼い頃から私は犬に戯れて参りました。
生まれてからずっと
我が家では秋田犬がおりまして
死んだオヤジが横綱栃錦の大ファンで
「トチ」と命名したのが始まりです。
トチのお蔭で沢山自然と戯れることになりました。
犬は散歩に行くのが常ですから
例えば空き地に侵入して
そこで綱を離したりするんですね。
その間こちらはミツバチが襲来してきて
まず脳天を刺されます。
刺したミツバチを取り去ると
つがいのもう一匹が同じ場所を
刺しに来るんですね。
もう痛いったらないんですが
そんな目に遭いながら
口笛を吹き
いつの間にか口笛が上手になりました。
お蔭でイタリアの自然のなかで
鳥たちに歌を教えたりできるようになるんですね。
もちろん犬の散歩で培った
この口笛を使って教えるんです。
ローマから南西に上がったフラスカーティという場所は
トゥスコラーナ街道の終着点です。(Via Tuscolana)
この終着点にはTusculum(トゥスクルム)という
現在スペイン政府が管理する
エトルリア人(ローマ以前の種族)の遺跡がそのまま残り
ここに沢山の鳥たちが集まっています。
そこで鳥に口笛を吹いて
歌を教える。
もちろん私の自作。オリジナルです。
3000年前そのままの場所で
おそらく当時も生息したであろう鳥たちと戯れ
「聖フランシス」のように小鳥に歌を教える。
すごいでしょう?
犬を飼うということは
こういう時空を超えたことができます。(笑)
今朝毎朝恒例の5時散歩に行ったんですが
2セット×500メートルを一緒に走ります。
お相手は秋田犬ではなく
ミニチュア・シュナウザーのジョルジョ君。
そう、写真の彼です。
一昨年ロンドンの公演を終えた翌日から
腰が痛くて動けなくなってしまい
その後日本の整体師の先生と相談して
足の位置の矯正やらなんやらで
歩き方や走り方を学んだんです。
いわゆる体幹を鍛えるということですね。
この体幹を鍛えるために
犬と走り始めてはや2年になりますが
毎朝走るのに、カール・ルイスのまねごとを
するわけです。
もちろん全力疾走で彼の美しい走りを真似ます。
そうするといつの間にか腰痛が激減したのですね。
一緒に走るジョルジョ君は
筋骨たくましい青年になりました。
走るとき、耳が風になびいて
後ろにヒューンとなるんです。
その姿の可愛いこと。
彼が夏は朝4時半くらいからスタンバイしてくれる
そのお蔭で、この2セット・ランが2年も続くんですね。
継続はちからなり。
お腹の脂肪はどこへやら。
最高のダイエット。
本当に8キロどこかへ行ってしまった!
おまけに腰痛は殆ど完治しましたね。
すべて犬のお蔭です。
毎日続けるためには犬の手も借りる。
それが私の流儀(?)ですかね。
あなたは毎日必ず続けている健康法はありますか?
ワンちゃん、いいですよー。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
横浜の自宅から
村中大祐
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