どうも。村中です。
ワールドカップについての
昨日の私の記事ですが
再度以下引用しますね。
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日本の美徳とワールドカップ
今回のワールドカップ。
わたしはハリルホジッチ監督が辞めさせられた時点で
日本社会というか、
日本人だけが所属する「集団」の
「個」に対する報い方、扱い方について
非常に不思議な疑問と批判を持ったのだけれど
とは言え、日本チームが善戦しているのは
もちろん嬉しい限りだし、誇らしい気持ちでしたね。
基本的に日本の社会のコンセプトが
常にスタイルがなくて一貫していないのは
「美学」や「哲学」の欠如を感じるし
それが現代の日本人社会のすがたな訳です。
えっ?それに気が付かない?
だって、日本人の社会はもう
既にここ30年ほど「武士道」とか「道徳」とか
そういうものは捨てていますよね。
バブルを楽しんだ中で、日本のそう言う部分は
既に終わっているんですよ。
捨てたんです。自ら。私はそう見ています。
だから、今回のワールドカップにおける
日本チームの戦い方に「基本ライン」があるとするなら
それは「勝つためには何でもする」でしょう。
何でもありなんですよ。
そういう国だということを恥じるか?
それとも首尾一貫して
勝つことに全てを見るか?
もうその選択は国民として出来ているんじゃないか。
だって、今まで30年の間、
日本の培ってきたものを徹底的に破壊して
排除してきたんだから。
今の日本がどちらの方向へ向かうか。
それはここでも明らかです。
美学とか哲学では勝てない。
勝つためには何でもやる。
そういう国のすがたを垣間見て
古いアタマの人や、優しい心を持つ人は
あの戦い方に違和感を持った。
逆に「利益原理主義」の人は
「勝つための戦略」としたわけです。
ここ。非常に面白い。
さあ、あなたはこれからの日本の社会。
どうしたいですかね?
私は「勝つためには何でもあり」の先にも
見えるものがあると思いますが。
あなたはどう考えますか?
むーらん
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さて、これについて
もう少し語りたいと思います。
私のスタンスは、基本的に何でもあり、なんです。
但し自分の中で違和感があるなら、考えて自分なりの答えを出す。
でも「答え」なんて。あるわけないんです。
みんな手探り状態で、何とか「自分の」信じるところを生きていく。
学校の勉強のような正解なんて、「生きる」ことには存在しない。
今まで日本人は先人が残した社会の仕組みや、歴史、伝統に守られて生き残って来れたんです。
でも今まさに、分岐点にいます。
サッカーの試合を見て、束の間の幸せを感じるも良し。
でもサッカーの試合にだって
私たちの姿は反映されているんですよね。
もう後戻り出来ないなら、やれるだけのことを、徹底的にやって、その先にある世界を見てやるんです。
自分と向き合うことを恐れるあまり、これまでの歴史をきちんと検証しなかった。
私たちにはそういう過去があります。
「祭り」を台無しにするネクラと言って、正論を批判しながら、検証そのものを一切しない70年。
菊と刀のいわゆる「恥」も打ち捨てたんです。
そういうやり方で、自らの文化、伝統、教育も打ち捨てて、何とかここまで来たわけです。
ポジティブな側面もたくさん有ります。経済的に豊かさを感じて、たくさん夢を見て来たんです。
だから突然こんな時に、勝つ為の戦略くらいで驚くなかれ。
自分を見てみれば、いくらでも毎日切り捨てているVirtu’「美徳」がありますから。
変わった日本人、違う日本人は、実は自分自身の姿。
見てビックリ。オレは違うんだ!
いいえ。アンタも同じ穴のムナジ、違った。
ムジナ。(^^)
違いますかね?
今日も素敵な一日を!
村中大祐
追伸:
まあ、要するに新しい時代は
「創る」ものなのだと思っています。
だから今頃何言ってんだ!
うろたえるな!と言いたいのです。(笑)
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