【豊かさの本質は感性なり!】

どうも。村中です。

 

ここであなたにもう一度訊きたいと思います。

 

音楽を通じて

ホンモノの「自由」と「豊かさ」を得ることは

本当にできると思いますか?

 

その答えは「イエス」です。

 

昨年から弊社で発行している

「隔月間のニュースレター」には

世界で活躍する経営者や

トップランナーが登場して

大変好評をいただいていますが、

 

彼らは

音楽を通じて

共通の「方法論」を得た後は

 

それを実際の事業やご自身の活動に

見事に活かす術を話してくれています。

 

これまでに私の

「Inside Out リーダーシップ・インタビュー」で

お話いただいたのは

イギリス最大の庭園を経営する英国貴族や

ロンドンの銀行家でロードメイヤー、

レコード会社社長など。

 

彼らは世界ではまさに

超一流の方たちばかりですが

 

彼らに共通するのは

音楽を通じて

ホンモノの「自由」を得たおかげで

実際の仕事でも大成功している、

という点です。

 

そして音楽を通じて得た「方法論」が

実際の「豊かさ」に直結していると

彼らは語ります。

 

一方で

音楽を通じて「自由」について語るとき

わたしは別に「クラシック音楽」

というジャンルに限定しているわけでは

ありません。

 

どんな音楽でも

その「自由」の本質は同じです。

 

それについては前回のメルマガでお話しましたね。

 

じゃあ「豊かさ」はどうでしょうか?

 

「豊かさ」の尺度は人によって違います。

以前イタリア人の私の友人の言葉を借りて

「音楽によって豊かさを手に入れた」人生について

このメルマガで語りました。

 

アンセルモという私の親友は

小売業を営む紳士ですが

 

「クラシック音楽」のチカラを借りて

考えられないほどに豊かで

国際的な友人の輪を得て

人生の豊かさを満喫しました。

 

「自由」については

どんな音楽でも

その本質は同じだと言いましたが

 

ではなぜ

「豊かさ」を得るには

クラシック音楽でなければならないのか。

 

それはクラシック音楽がもともと

「豊かな社会」から生まれてきているからです。

 

これについても、

既にメルマガでお話したと思います。

 

クラシック音楽は

元を正せば「神を賛美する音楽」であり

貴族の手にあったものです。

 

でもモーツァルト以降の時代に

フランス革命を通じて

人は音楽を民衆の手に取り戻したという

歴史的な経緯があるのです。

 

そしてヨーロッパでは

今でもクラシック音楽が

ステイタス・シンボルです。

 

つまりクラシックは

お金や権力と大きく関わっています。

 

非常に分かりやすい例を挙げるなら

日本人が大好きなノーベル賞。

 

スウェーデンの首都、ストックホルムにある

フィルハーモニーの本拠地で

授賞式が行われます。

 

そこでは

例えあのボブ・ディランが

ノーベル文学賞をもらったとしても

クラシック音楽家による演奏が行われます。

 

そういうものなのです。

 

私は同じ「ニュースレター」に

指揮者の変遷について連載していますが

 

実は

指揮者の動きや変遷を辿れば

その後に起こる世の中の動きについての

大きな手掛かりが見えてくるのです。

 

つまりクラシック音楽の世界から

世の中の動きが

読み取ることすら可能になるのです。

 

その位、世界では

クラシック音楽が日本とはまた違った意味で

重要視されています。

 

日本のクラシック音楽に対する見方は

どちらかと言えば

趣味の世界、あるいは

個人の満足を満たすものでしかないですよね。

 

人によってはクラシックオタクと呼ばれて

一種独特な文化が出来上がっているようです。

 

専門家になる人が受ける音楽教育であっても

他の分野との連関を示唆するものではありません。

 

つまり日本では

クラシック音楽は

単なるエンターテインメントとして

年末の紅白歌合戦の裏で

クラシック音楽界の動向を

語ることはあっても

 

そこに政治や経済が入っているなど

誰も考えていないのです。

 

ですが

実はクラシック音楽を

単なる娯楽、と考えている国は

あまりありません。

 

政治・経済に影響する

極めて重要な社会的ファクターなのです。

 

私がこの25年間、西欧諸国で学んできたのは

まさにそこです。

 

音楽は私にとって

「生きるための武器」そのものです。

 

ある意味

人生の羅針盤に成り得る

と言ってもいいかもしれません。

 

音楽についての知識が豊富なことは

別に大切なことではないのです。

 

言葉がわからなければ

広辞苑を調べるように

知識レベルのはなしは

インターネットを調べればよいわけです。

 

でももっと大事なのは

音楽から得られる

個人的な感情やイメージを

どうやって自分自身や社会とつなげて考えられるか。

 

そこから、西欧人は

多くのメリットを得て

事業などに活かしています。

 

なぜこれまでに

そういったことを語る人が誰もいなかったのか。

 

そこには私たち日本人が抱える

極めて大きな問題があります。

 

あなたは日本のメディアが

一部の情報しか教えてくれないのを

既に肌で感じているはずです。

 

音楽について語るなら

私たちはある一部の人達にとって

重要な情報しか知らされていません。

 

それが良いか悪いかは別にして

あなたが本当に「豊かさ」を得たいなら

 

音楽を通じて何か自分の人生に

本当にプラスになるものを得たいなら

 

「自由な発想力」の訓練をしなければなりません。

 

まずは「クラシック音楽の処方箋」を参考にしてください。

 

でもわたしにはできない。時間がない。

そう不安がる人がいるかもしれません。

 

「豊かさ」という

あなたの夢の実現を阻む原因・障害物のひとつに

多くの日本人が陥っている

「誤解」があります。

 

自由になるのに

誰の許可も要らないはずなのに

ついつい誰かが良いと言ったものだけを

選んでしまう。

 

そういう人が多いのです。

 

でもあなたが自由になるのに

誰の許可も本来要らないのです。

 

その道の専門家として

世界中の音楽シーンを

この25年間、

実際に見続けている私が

言うのだから

安心してついて来て下さい。

 

もう一度「クラシック音楽の処方箋」に戻りましょう。

 

農夫のパオロは私にこう言いました。

指揮者をするほどの

感性があるなら

その日の星空を見ながら

明日の天気を読み取ることぐらい

わけのないことだよ、と。

 

それは私が指揮者としての感性を

充分に発揮できれば

農夫が翌日の天候を予見するほどの

智慧を得ることも可能だということ。

 

これは第二話でチャンスという庭師が

アメリカの大統領の政治のサポートをすることに同じです。

 

いずれも別の分野で得られた知見を

本当の意味で活かすことができれば

ジャンルや分野を跨いで

理解することが可能になる、ということです。

 

言い換えれば、自分の得意なものを通じて

音楽を感じることさえできれば

別にそこまで難しく考えることもないのです。

 

「ああ、これはいつもやってるあれだな。」

 

私は血液型B型なので

「あれ」とか「これ」とかを良く使いますが

まさにそんな感じですね。

 

ただ一つだけ問題があるのです。

 

これは私も経験済みの事実なのですが

やはり私たち日本人は

欧米列強という言葉に弱い。

 

つまり「コンプレックス」が刷り込まれている。

 

これをきちんと処理する必要がある。

 

これが一番やっかいな「誤解」です。

それについてはまた次回お話します。

 

まずはもう一度「クラシック音楽の処方箋」について

思いを巡らしてみて下さい。

 

答えは常にそこにあります。

 

村中大祐

追伸:「クラシック音楽の処方箋」はここ↓から無料で入手できます。



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