■お知らせ
私が窮地に陥ったとき
自分を救い出し
ブレークスルーに導いた3つの方法を
ヴィデオにしてみました。
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「人生を自分のチカラでコントロールための3つの視点」
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というビデオ講座を用意しましたので
こちら↓から登録してみてください。
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https://39auto.biz/daimuran/touroku/entryform35.htm
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■編集後記
どうも。村中です。
このところ
結構コンサルティングに
エネルギーを注いでいたのですが
皆さん、それなりに
成果が出てきて嬉しく思っています。
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実際の演奏が変わって来て
コンサルを受けて良かった!
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という方や
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自分の深い部分と向き合えるように
変わって来た
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という方もあって
様々なんですけどね。
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自分のチカラで音楽家として
前に進んでいきたいという方や
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音楽家としての
自分の中の軸がわからなくなって
もう一度自分の軸を取り戻したい
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そういった方々に
コンサルティングをさせていただいてます。
でもその中で
私自身も多くを学ぶことができます。
この相乗効果は
ものすごいパワーですね。
こうしてコンサルをしながらも
自分が末永く付き合っていける
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「仲間」たちができた
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というのが
正直な感想です。
指揮者という職業には
様々な側面があって
見えている部分というのは
ほんの氷山の一角なのです。
でも、中には
指揮者というものは
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オーケストラを「まとめる」
「束ねる」「指示する」
あるいは人によっては
「意見を訊いて合わせる」
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といった
そういう指揮者に対するイメージを
持っておられる方が
日本中にはゴマンと
おられるはずなのですね。
ホンモノの指揮者のなかにも
そのように考える人がいるくらいですから
無理もない話なのかもしれません。
そこで
「指揮することの本質は何か?」
という問いが生まれてくる。
実際の指揮者で
スコアを読むときに
「ものまね」をする人が
意外に多いのです。
だからアウトプットしても
ほとんど違いが出て来ないのです。
そういう人にとっては
「指揮をすること」が大事なんですね。
オーケストラがいつも
同じ音を出しているように見えるのは
そのためです。
そういう指揮者の音は
どの作曲家の作品も
同じ音がします。
指揮者によって音に違いが出る。
まあ、偶にはそういう場合もありますが
それは誰がオーケストラの前に立っても
その人はフィルターですから
多少の変化はあるのが当然なのです。
多くの場合はそれだけです。
それは指揮者自身が一番よく
わかっているのではないでしょうか?
これ、指揮者家業にとっては
結構深刻な問題なのです。
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指揮者は
指揮台で何を観ているのか?
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ここが勝負なわけです。
でもどうやって
その境地に行ったらよいやら
わからないわけですね。
弾くひとは同じだし
楽譜も同じです。
つまり条件が同じで
作品も同じなら
誰が指揮しても
ほとんど違いはないはずなのです。
じゃあ、そんな状況で
あなたならどうしますか?
どうやってあなた自身を
他の指揮者と差別化するのか。
歌ってみますか?(笑)
歌い方の多少の違いなら
あまり大きな差は
生まれてこないです。
指揮者はオーケストラの前で
歌っても
自分では音を出せませんから
歌ってもらうしかない。(笑)。
自分の歌いたいように
他人に歌ってもらうには
あなたならどうしますか?
ほら。
結構わからなくなるでしょう?
この場合
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Insight(内観)
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はとても大事なのです。
何を観て何を伝えるのか。
楽譜のなかに
どんな世界を見つけるのか。
つまりですね。
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同じ音符の山から
どんな宝物を発見するのか。
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そういうことになるわけです。
あなたがもし仮に
音楽のなかに
宝物を発見できたなら
オーケストラの前に立った時
それを今度は
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どうやって伝えるか。
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そこに話が行くわけです。
でもそれはまだまだ
先の話なのです。
みんな「どうやって」ばかりを
気にしていますね。(笑)
人は氷山の一角、
つまり「伝える」手段しか
実は見ていない場合が殆どなんです。
だから私は
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先ずは
子供の頃の没頭した記憶に
一度帰ってみて下さい!
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と、よくお話します。
これをしないとどうなるか?
オーケストラの中に居る
楽器の専門家たちに
気を遣いながら
「ああ、あなたは
そこでこう弾かれるのですね。
ありがとうございます。
はい。どうも。
その通りですね。
ああ、あなたは素晴らしい。」
まあ、こんなことを言いながら
音を合わせるのがオチでしょう。(笑)
これをやっていると
自分が何のために
音楽をやっているのか。
どんどんわからなくなりますよ。
なぜなら、指揮者は音を出さないからです。
もし「自分の世界」を持たないなら
人とのパワーバランスのなかで
生きて行かざるをえなくなる。
人とは前にいる音楽家たちのことです。
あなたは音楽に何を観るのか。
どの地平でどんな世界を観ているのか。
指揮者が音を観ているようでは
指揮者にはなれません。
有名な指揮者でも
音だけを観ている人が
たまにいますからね。(笑)
それでもやっていける商売ですから。(笑)
でも私がペーター・マークという
稀代の名指揮者と
まさに意見を同じくしていたのは
「音楽にはもっと先がある」
ということを
本能的に知っていたからです。
でもまあ、
技術者になりたければ
それもありです。(笑)
でも世の中には
生まれながらにアーティストがいます。
アーティストとは
既存の考えにひれ伏したりしません。
常に自分の世界を構築して
その中で
まずは自分を観ようとするのです。
自分の世界を通じて
音の世界を切り取って表現する。
それが正しいかどうかではなく
それが自分らしいかどうかを
常に問い続けながら
「音を超えた何か」を表現するのです。
指揮者の矛盾とは
これを「他人」が演奏する中で
表現するという現実と
向かい合わなければならない、
ということです。
そうなったとき
視点をもう一段
更に高い位置に
切り替えていく必要があるんです。
そのなかでも
極めて大切な質問のひとつに
「相手は大勢か?
それとも一人か?」
という命題があります。
これは宮本武蔵が説いている話と
あまりにも深く合致するのですが
非常に興味深いです。
私の場合なら
集団の前で相手を一人一人
尊重することができるだろうか?
という問になります。
武蔵は相手を殺戮しながら
相手を愛していた。
これが私の結論です。
そうなると
集団のなかにあっても
一人の人間をじっと見つめる視点が
どうしても必要になるのです。
指揮の世界とは
音の世界などではない。
このように
もっと違ったものを
観ている気がします。
「相手ひとりひとりの
いのちを活かしていく視点。」
まあ、戦国時代は
ぶった切る中に
それを観た達人が居たわけですよ。
相手を尊ぶこころがある。
指揮者は指揮棒で相手を活かす。
剣術も指揮もある意味
人を活かすための哲学です。
とは言え。。。
全体のなかに生きる美学も
実は存在します。
あなたも周りに自分の意見を
毎日のように合わせていますよね?(笑)
そうやって
「人や社会を活かしている」わけですね。
そのやり方も
言わば本質からはずれている
わけではないのです。
あなたがそれを
本当に心から望むなら
という条件付きですが。
「あなたの心が本当に
望んでいることが何であるか?」
をあなたは知っていますか?
この点だけが重要なのです。
それを知りたければ
是非幼い頃に没頭した世界に
一度戻ってみて下さい。
音楽の中では
私の場合は
それが可能になるのです。
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「幼い頃に時を忘れて没頭した経験に立ち戻ること」
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これがなかなかできない人、いませんか?
また、そういう話に
すっごく結構興味がある人、いませんか?
自分を活かし切る方法を知りたい人、いませんか?
そんなあなたに
私が窮地に陥ったとき
「自分を救い出し
ブレークスルーに導いてくれた」
3つの方法を伝授しようと思います。
今回はそれをヴィデオにして
話してみたんですけれど
よかったら、登録して
聴いてみてください。
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「人生を自分のチカラでコントロールための3つの視点」
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というビデオ講座。
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それでは今日も素敵な一日を。
村中大祐
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