【そこに居るだけで、世のため、人のためになる生き方とは?】

どうも。村中です。

毎年、結構な割合で
年が明けると

不思議な話しを書いてます。

今日は
今朝、年老いた方に行った
アドバイス。

そこから学んだことを
シェアしようと思います。

題して

「生きるって素晴らしい
って知ってた?」

という話しです。

2012年の節分明けから
家族の介護が始まって

はや8年が
過ぎようとしています。

介護とは
戦いだと思っていました。

最初はね。

でもそれだけじゃない。
学びになるんです。

なるべく家に居て
出来ることをするだけですが

実は外出しても
介護が
ずっと気になってました。

まあ、我が家には
Gくんが居るので

Gのウンコやオシッコは
常に優先するんですが。(笑)

それだけじゃないわけですね。

介護サービスが
充実しているからこそ

いろいろなことが
滞りなく出来ている。

ウチは横浜の会社に
お世話になっているんですが
素晴らしいです。

ヘルパーさんも
ケアマネさんも

達人の領域だし

私が好きな
イタリア人っぽい人情があって

そういう日本の在り方、
すごく好きですね。

やっぱり
みんな一生懸命。

たった1人の老人を
ケアすることに。

そこを巡っての
学びがあるんですね。

でもね。
実は、当の老人側の
意識というのは

========
世の中のお役に
たてなくなった
惨めな気持ち
========
なんです。

かつて出来たことが
できなくなっちまって
情け無い

コレが極めて強いわけです。

でも実は違う、というのが
今日のお話なんです。

大きな勘違いを
社会全体がしていませんかね?

理由を今朝、
説明したんです。

実は

========
年老いて
いろいろと出来なくなった
あなたが、

そこに
居てくれるだけで

素晴らしいことが
実際には起きている。
========

ってこと。

年老いたあなたが
今までして来たこと。

それは
子育てだったり
人の世話だったり
毎朝のゴミ出しや

ご飯を作ること。

車を運転することや
買い物をすること。

お茶をいれること。
世間話をすること。

そういったことさえ
ままならなくなったなら

あなたは
きっと辛くて辛くて

自分の生きる意味を
見出せなくなるはずなんです。

でもね。

そこは社会全体の視点が
間違っていたんです。

出来なくなって
人の世話になることは
確かに、最初は辛い。

人様に迷惑を掛けるのは
嫌だった人や

一人で何でも出来ていた

そんな人なら

こうなると
余計に辛いわけです。

ところがドッコイ。

出来なくなると
アウトソーシング
せねばならんわけですね。

そこで生まれるのは何か?

若い人の仕事や
ほかの誰かの
やりがい。
生きがいが生まれます。

そこには感謝や
充実感、達成感なんてのも
更には
人の役に立った喜びも。

あなたが
アウトソーシングを
一つするだけで

そこにたくさんのものが
生まれているわけです。

さて。

ここからが
不思議なんですよ。

仕事のできる時って
アウトソーシングするのが
難しいわけでしょ?

自分がやった方が
早いと思うのが人情だから。

でも
「出来たことができなくなる」って

実は、それまでは

「手放すことが出来なかった」

のが、できるようになる
瞬間でもあるわけですよ。

例えば。。。

100歳を超えても
会社でバリバリって人
多い訳ですね。

それはそれで
素晴らしい。

すごいなぁと思うんですが

その裏には
やはりかなり大きな問題が
潜んでいます。

例えば有名な日野原先生とか。

100歳を超えて
本を出しておられたし

書家の篠田桃紅さんとか
未だに現役ですよね。

すごいのは確かにスゴイ。

それに高齢化社会に
投げかける問題提起やら

その解決策の提示が
色々と出来ているから

これは非常に「意義」がある。

でも「異議」もある。

つまりは
迷惑でもあるわけでしょ。

(笑)

100歳を超えて院長とか
100歳を超えて現役書家だと

そこは
「引き際」が肝心になる。

つまり

========
ちゃんと人に
役割を与えて

社会の仕組みを
循環させる必要
========

があるんですね。

そんな中で

100歳を超えて
強がる人が正しくて

弱った人が情けないと思うのは
話しが逆でしょ?

極めて「強いのがいい」という

昭和クサイ
醤油臭さがある。

自分が弱ることの素晴らしさは

実は「そこに居てくれるだけで
人様のお役に立っている」

という事なのです。

もしあなたが健康な80歳なら

あなたがちょっとくらい
ボケてみても

周りがなんとか
ケアすることで

そこには仕事が生まれ

そこには
喜びや生きがいが生まれます。

だって
あなたが弱った穴埋めを
ほかの人に託せる訳ですから。

もしそれを
出来もしないのに

「わたしにはまだ出来る!」と
やってしまえば、

これは迷惑にしか
ならないわけでしょ?

でもそこを
見事に手放してみせる。

そうすると

自分も楽だし
周りにも充実感や達成感が
生まれる訳です。

これが

「そこに居るだけで
世のため人のためになる」
生き方じゃないか。

年をとっても健康なら
「あなたがそこに居るだけで」
自分も幸せだし
人も幸せにできている。

早く皆が
ここに気づいて欲しい。

例え病気になって
寝たきりになったとしても

今度はその分
人様に世話になれば

その分だけ
世の中のお役に立てる。

もっと人の仕事が
増えるからです。(笑)

まあ、病気すると
自分もその分
辛い思いをしますから

自分が病気によって
人の仕事を生み出すために
受け持った痛み。

これが病気というものの
意味になるわけです。

それもまた
循環なんですよね。

今日そんな話しを
高齢者相手に
していたわけです。

居るだけで
人様の役に立てる存在。

スゴイですよね。

かつての自分を捨てて
新しく生まれ変わる。

その為のマインドセットに
気がついた1日となりました。

人生の不思議。

生きることは
乗り越えること。

あなたが今抱えている
その悩みや苦悩は

全て乗り越えるためにある。

それを魂で受け止められるには
乗り越えてみろよ

そうすりゃ分かるから

ということになりますね。

ね。じいちゃん。ばあちゃん。

2020年もあなたにステキな人生を。

むーらん

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1 個のコメント

  • こんばんは、初めまして、小泉友美と申しますよろしくお願いいたします。
    お友達からむーらん先生のUTUBE紹介して頂き今日メルマガ登録しました。
    とても感動したので私のfacebookでシェアさせて頂きました。
    これからも目からうろこの発信お待ちしています。
    今はコンサートなど中止でさびしいです。もう少し辛抱でしょうか。

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