どうも。むーらんです。
イタリア食談義。
思い出していましたら
出てきました。
もうちょっと時期は過ぎたんですが
中部のローマを中心に
シチリアまで、カルチョーフィ
Carciofiという食いもんがあります。
そうアーティチョークという
あの、わけのわからない(笑)食いもんです。
日本では酢漬けで瓶詰めで見かけますが
イタリアの南部では
トラックに乗せられて
山のように売られているのを
目にすることが多いです。
これ。地方によって食べ方が
いろいろなんですが
ローマでは茹でた後に
オリーブオイルと塩と
パルミジャーノで食べたり
南部でもプーリア地方(レッチェ、バリなど)では
御酢を使って茹でたりもするようです。
(昔オンナノコに作ってもらった経験がある。)
私の一押しはカルチョーフィのパスタです。
これが美味い。
でもこの食材。実は使える場所が少ない。
私も学んだんですが
本当に大変です。
先ず先端部分から花びらを開いて
花弁の下あたりが
一番柔らかくて美味しいと
教えられったのですが
最初は宇宙食かと思いました。(笑)
でも慣れて来ると
これでパスタを作るのが速くなる。
だから、よくカルチョーフィのパスタを
作りました。
塩加減とオリーブオイルの味。
そしてパルミジャーノかペコリーノを使い
簡単にササっと食べる。
5月いっぱいは美味しい料理かもしれません。
今涼しいから、思い出した料理でした。
日本で作っている人いるのかなぁ。
今思い出したけれど
その昔
ローマでイタリア語で俳句を詠む会に
出席することになって。
その時に春の季語を探して
ポンと出たのがカルチョーフィでした。
自分が詠んだ歌までは
覚えてないけれど
カルチョーフィと
アッピア旧街道、そして春を
重ねた歌が
イタリア人におお受けしたのは
当然のことだったかも。
そう。春の季語はカルチョーフィ。
まるで日本で言うタケノコみたいな
野菜ですな。
日本人としては
タケノコの美味さを
イタリア人に教えてやりたい。
そんな思いをあなたも
きっと持つであろう
ちょっと個性的な食材です。
素敵な一日を。
むーらん
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