美しさの違い。Beauty Difference
「美しい」と感じるこころは 時代や世代とともに変わるものなのだろうか? そこに生まれる違いに気付くことが 果たして幸せかどうかはわからないけれど。 「美しい」は英語でbeautifulと使う。 でもこの日本語の「美しい」…
「美しい」と感じるこころは 時代や世代とともに変わるものなのだろうか? そこに生まれる違いに気付くことが 果たして幸せかどうかはわからないけれど。 「美しい」は英語でbeautifulと使う。 でもこの日本語の「美しい」…
アラフォーと聞いて 最初何のことやらわからずに 中国語かなと思ったのですが 40歳ということだと知りました。。。(笑) そういえば。。。 アラフォーについて ブラームスの歌曲作品94の1 Mit vierzig Jahr…
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光と影を見事に扱った画家カラヴァッジョの作品を見ていて いつも思うことは 光がなければ影ができないということ。 人の世で光を怖がるひとは多い。 光が輝くことによって 己の見せたくない部分、あるいは自分で見たくない部分に …
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ウイーンの国立歌劇場横に Da CarusoというCD屋がある。 そこは知る人ぞ知るマニアックなCD屋だが そこのオヤジが留学当時薦めてくれた ブルックナー交響曲第9番のCDが 何を隠そう シューリヒトの指揮によるウイー…
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引越しの荷物から出てきた 司馬遼太郎全講演(2)という文庫本に 幕末の土佐人の特異さについて触れた箇所がある。 そこには 土佐という場所が生んだ人も文化も それはみな 土佐弁から来たのではないか という仮説に基づいている…
いや~びっくりした! ウイーン時代によく日参した Musikhaus Doblinger ドブリンガーという楽譜屋さんがあって そこの奥に中古の楽譜の山があるんですが 1912年のRichard Specht(リヒャルト…
近頃すっかり伊太利亜的なものが 俺の身の回りから姿を消しつつある。 そんな中でMacchinetta (マッキネッタ)の奴だけが どう云う訳か、依然俺の生活圏内にしぶとく居座っている。 ぞんざいに扱おうものなら、何かもの…
https://m.youtube.com/watch?v=6dY8IXlU19s メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」のリハーサル風景です。 http://clubmuran.info/index.php?C…
Lo spagnolo! (イタリア語で「スペイン人」の意) ハリウッド映画「グラデイエーター」は 封切り当初 ローマで見たんですが イタリアは映画館全部 イタリア語に吹き替えなんです。。。 主人公マッシモ(マクシムス)…
眼に見えないものは信じないという人がいる。 こういう人たちは 物理学の研究で粒子が振動しているという事実さえ 信じないのだろうか? それは眼には見えない速さだが 人間が作り出した科学で立証されている。 ラジオやテレビの電…
これは2010年4月15日のブログから。 本日4月15日付の日本経済新聞紙上で、尊敬する先輩指揮者の言葉が掲載されていた。 「日本のオーケストラの力量が飛躍的に向上して、ろくに楽譜の読めない指揮者でも 音を出せるようにな…
My Favoritesに加えたいもののひとつが、ジャパネット犬の動画。 これ見て癒されてます。 ストレスがたまったら、ジャパネット犬。 お勧めです。 ところで。。。 その昔、我が家にはトチという秋田犬がおりまして。 今…
ウイーン愛憎という新書をかつて読んだことがあるが、 ウイーンという街は、かの劇作家トーマス・ベルンハルトも言うように、 ハス・リーベ(Hass-Liebe:愛憎)を持たざるを得ないところなのかもしれない。 そんな場所でも…
「国というものを博打の賭けの対象にするひとがいました。そういう滑稽な意味での勇ましい人間ほど愛国者を気取っていた。そういうことがパターンになっていたのではないか。魔法の国の、魔法使いに魔法をかけられてしまったひとびとの心…
この表題は僕のここ20年間のテーマ。インタビューがあるごとにこの話をしているような気がする。 ピアニストになりたかった頃、音は精神の流れだと思っていた。 ところが、あるとき一人のイタリア人彫刻家に出会った。Pericle…
こんにちは! 指揮者の村中大祐です。 素敵な一日をお過ごしですか? 今まで知っていると思っていた人から 全く違う側面を見せられた時 なんだか新鮮に思って、その相手に すごく魅力を感じたことってありませんか? それは僕が日…
先日ロンドンの家からヒースロー空港まで 僕を送り届けてくれたのは アフガニスタン人だった。 そして今日ヒースロー空港から家までの道中は アフリカのガーナ人が運転手だ。 ヒースロー空港に降り立つと いつも思うのだが ロンド…
1948年頃にマリアが歌ったヴェローナ歌劇場での 歌劇「トウーランドット」のCDブックレットには 当時の彼女の写真が大写しになって残っている。 関西弁で言う 「このオバハン、えらい肥えてまんなあ。」 という印象だ。 そこ…
ローマという街には猫が多い。 円形劇場コロッセオからヴェネチア広場へ向かって左にあるフォーロ・ロマーノ(Foro Romano)は、猫の居住区として有名だ。遺跡のそこかしこに姿をあらわす野良猫をプロの写真家が撮影し、毎年…
今日のGoogleは素晴らしい。 パラリンピックの絵が踊っている。 時代が変わる兆しと言えるのだろう。 昔イエズス会の神父に教わったのだが、 障がいを持った方に接するとき、「自分が教わることの方が多い」と言う話は印象的だ…
僕が京都の樂美術館を訪れたのは大学生の頃。 15代の吉左衛門さんの器を見て「これは彫刻か?」と思った。 そして「かたち」というものに興味を持った。 それまで「音楽は精神の流れ」と嘯いていたが 長次郎の黒樂からの樂茶碗の変…
Cosi subito da Mozzart, ma non aveva ancora finito di dargli la buona nuova, che uno staffiere dell’impe…
Mi misi dunque all’impresa, e , di mano in mano ch’io scrivea le parole, ei ne faceva la musica. I…
Folgende Notizen sind von der Memoire von Lorenzo da Ponte herausgenommen. Das sind sehr behilflich , wenn man…
我が家には今二つの花が活けてある。 ひとつはUさんからのバラの花束。 そしてもうひとつは外語の後輩からもらった花束。 どちらも美しい。 花には贈る人のセンスや気持ち、背景などが写し出されるような気がする。 僕は花が好きだ…
あるヴァイオリニストに出会った。 その人は多くを語らない。 ただ音楽をするのみ。 そこに立ってひたすら音を追う姿に心を打たれた。 ほとんど話すこともなかったけれど、多くを学んだ気がする。 Exhibitionに走る音楽が…
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