天職とは?

私の誕生日は、宮崎駿監督や夏目漱石と同じ。

1月なんですよね。

でも彼らとはお会いしたことはないから

あまりピンと来ないのです。

誕生日や血液型ってのは、かなり性格や血液型が似るのですが

他にも同じ誕生日で言うとピアニストが多い。

ミケランジェリやポリーニ、ブレンデルが同じ日。

だから昔はそれで、ピアニストになってやろう、って思ってました。(笑)

でも指揮者やって良かったのは、やっぱり天職だと思うんですね。これ。

天職ってのは、ある時に気が付いたんですね。

でも一度だってやりたいと思ったことはなかった。

結果的にそうなったんです。

大変な目に遭うと「やめようか」と

何度思ったかわからない。

でも結局やめようか、と思うとチャンスが巡ってきた。

だから天に向かって「ありがとう」なんです。

つまり、やりたいと思うことも大事なのでしょうけれど

続けて来られたことに感謝なんです。

能力があるとか、頑張ったとか、

そういうのもあるかもしれないんですが

もっと大事なのは、天から「やってもいいよ」と言ってもらえるかどうか。

私はね。

そう考えています。

そうすると、不思議なことばかりが起きるんです。

運命を試してみたんですよ。

でも、やっぱりやってもいいよって言われる。(笑)

だからやってます。続けるんです。

もうやめときな、って言われるまで。

それが天職なんじゃないかな?と

最近思うようになりました。

それに天職ってのは、

いろんな学びをできるんですよ。

自分が与えられたことをやりながら

他のいろいろな勉強も一緒にできてしまう。

そうすると、だんだんと真理みたいなものが

わかってくるようになるんですね。

好きとか、楽しいとか「仕事」に大事だって

最近多くの人が言うのは

間違っていないと思いますよ。

でもね。

そのもっと上の領域に行くと

きっと不思議なことばかりが

起こっているような気がするんですよ。

好きとか、楽しいとか言っても

必ずキライになったり、

辛くなったりするんですよ。

そういう感情的な話じゃなくて

もっと人生の根幹に関わる大事な話だと思うんです。

好きとか楽しいで

仕事できるわけないんです。

辛いところも超えていかなきゃならない。

大変なことも沢山ふりかかってきますって。

だから単なるポジティブじゃなくて

もっと遥か上のレベルを探してみた方が良いんですね。

成功した人の多くは

みんな修羅場をくぐり抜けているわけです。

修羅場がないのは嘘なんです。

それを「楽しいとか好き」で超えられるか?

私は無理だと思っています。

もっと淡々としたものだと思うんです。

それを何十年も、死ぬまで毎日繰り返しても、くじけない。

そういうのが天職だと思います。

私の天職の定義はこの感覚ですね。

ところで。。。

今日はその誕生日が同じ、漱石と同じ人を

お見送りしなきゃならない。

素敵な方でした。

生き方も書かれる文章も独特。

そういうところが、どこか共通していたかもしれない。

享年92歳。生きる達人でしたね。

まるで生きるのが天職のような方でした。

お世話になりました。

お会いできて幸せでした。

あなたにもいつかお会いできますように。

ご縁に感謝して。

村中大祐

追伸:B型のやぎ座ってのは眼が座って、じーっと見つめるもんなんです。それが私です。(笑)

 

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2 件のコメント

  • なるほど、と思いました。
    今は日々のあれこれに追われて、自分が何をしたいのかわからなくなってしまいましたが、天から「生きてていいよ」と言われている感覚が感じられるようになりました。
    きっとこの感覚に近いのかなと思いました。

    • 自分の記憶を辿ってみるしかないと思っています。基本はスピリチュアルではなく、自分の軸を定めるために、過去を遡って自分を検証する、その作業が大切だと思います。

  • Hitoshi Miura へ返信する コメントをキャンセル

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