【音のソムリエ】「ソプラノ歌手の系譜」Luciana Serra ルチアーナ・セーラ
ルチアーナ・セーラというソプラノ歌手とは、実は1990年代の終わりに シチリア島のパレルモにあるテアトロマッシモで ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」の仕事で一緒になった。 その時のキャストは本当に素晴らしく、パレ…
ルチアーナ・セーラというソプラノ歌手とは、実は1990年代の終わりに シチリア島のパレルモにあるテアトロマッシモで ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」の仕事で一緒になった。 その時のキャストは本当に素晴らしく、パレ…
Chloe Chua | 2018 Menuhin Competition 11 year old Chloe Chua from Singapore has this week been awarded joint 1…
どうも。村中です。 昔からDavid Dubalの本はよく読むんだけど 最近「ピアニスト列伝」ってのをやっていて それをPodcastだ、クラシックCHにアップして 今日が多分15人目。 Dubalって人は、例えばイエフ…
イタリア語では弓をarcoアルコって言うの。 arcobalenoアルコバレーノって言うと、 これが虹?になるの。 だから弓を持って音を出したら、 虹みたいな色を出して欲しいんだよね。 因みに…
俺が「オーケストラを作るんだ!」って言ったら あいつら散々笑った挙句に、俺に向かってこう言いやがった。 「お前さ。そんなこと、お前なんかにできるとでも思ってんのかよ!」って。 だけどさ。俺たちのオーケストラのCDが、 新…
今日はOrchester AfiAの誕生日です。 お蔭様で多くの方々にご協力頂いて 何とか5年間、無事に過ごすことができました。 ご協力下さった方々、お客様、関係者の皆様には 感謝しかないです。 これまで私…
どうも。村中です。 今朝は久しぶりにブラームスの話を ポッドキャストに収録してたんですが そうしたら、気が付いてスイッチが入ってしまいました。 そう。シューマンが交響曲を4曲書いたことと ブラームスが交響曲を4曲書いたこ…
【音のソムリエ】むーらんの「ピアニスト列伝」アシュケナージ お勧めはこのCDですね。ラフマニノフの2台のピアノのための組曲を アンドレ・プレヴィンと演奏したアシュケナージの見事な音楽。 このアルバムは他にも珠玉のラフマニ…
音楽を聴くってのは、ヨーロッパでは当たり前のように、エリートや富裕層の「嗜み」だったわけで、それが実は共通の暗号だったりする。 えっ?暗号? そう。ブロックサインのようなもの。だからクラシックに精通することで、人…
どうも。村中です。 実は今日のメルマガでは 一流と超一流の違いについて語ろうと思ったのですね。 そこでオーケストラを例にとって 話を進めることにしました。 突き詰めると この話は「価値観」の問…
最近毎日のようにお話しているのが、ピアニスト列伝。 私は昔、ピアニストになりたかったこともあり また本気でピアノを弾いて、それが今でも指揮者としての 根幹になっていることから こういった話が自然に出来上がってきた。 正直…
↑こちらのチケット販売ページから、公演詳細をご覧頂けます。
From:村中大祐 (これは2017年9月18日のメルマガからの転用です。) こんにちは! 物凄い嵐が過ぎて、今日はまさに快晴。 雲一つない空には 丹沢の山並みと富士山のシルエットが 見事にそびえています。 自然の猛威は…
From:村中大祐 南北問題。 あなたは経験したことがありますか? 日本は北東と南西に向かって長く伸びていますから 南北についてあまり頓着ない国のような気もします。 いかがでしょう? 既に経験済みという方いらっしゃれば、…
From:村中大祐 こんにちは。 今日はブログお休みです。 9月3日(日)15時から 横浜みなとみらいの「茶会」で モーツァルトについてお話しました。 さて、モーツァルトとベートーヴェンって 何が違うか知ってます? 多分…
From:村中大祐 来年2018年2月10日、11日は イタリアのカターニアにあります テアトロマッシモ・ベッリーニ歌劇場の ドビュッシー没後100周年記念演奏会を 指揮することになりました。 そこで演奏する曲目は 20…
今ワーグナーの「トリスタン」のスコアを読んでいて思い出した事がある。 昔、ウィーンの音大の演奏会で、 このトリスタン第1幕をスウェーデン人歌手たちとピアノ演奏した記憶だ。 コレペティトール(オペラ歌手コーチ)のクラスの試…
自分が変わるために、これまでいろいろな場所に降り立ちました。 人が話す言葉よりも、意外に街や自然、建物から影響を感じ、それらが自分の中に沈殿して行くと、その街から去るのです。 しばらくすると、沈殿した部分が浮き上がり、話…
今朝偶然アッバード指揮のモーツァルトのフルート協奏曲をBGMで流していて、その昔、とあるオーケストラと演奏した時の記憶が蘇ってきた。 ロンドンや東京で演奏しているということは、実は私の得意なレパートリーというわけ。 思い…
子供の頃の記憶と繋がること。 それは人にとって人生を決定づけるほどの 重要なことなのかもしれません。 僕たちは音楽を演奏します。 でも何のためでしょうか? エンタメ?安らぎを得るため? 色々な答えがあるでしょう。 僕たち…
Joseph Freiherr von Hammer-Purgstall(1774~1856) リュッケルトはローマからウイーンに渡り そこでこのプルクシュタールと出会う。 この出会いが何を意味するのか。 プルクシュター…
ドイツ人東洋学者フリードリヒ・リュッケルトは 30歳~31歳のとき、すなわち 1818~19年の間にローマならびに ウイーンを訪れたことから ハンマー・プルクシュタールという東洋学者に出会うわけだが そのまさに1819年…
ところで リュッケルトってどんな人だろうか? フリードリヒ・リュッケルト (1788年5月16日生ー1866年1月31日没) 現在のバイエルン州にあるシュヴァインフルト生まれの ドイツ詩人 翻訳家で東洋言語学の教授 (3…
マーラーのリュッケルト歌曲集に収められた Ich bin der Welt abhanden gekommen という歌曲について書いてきた。 従来の翻訳では 例えばHimmelという言葉を そのまま「天国」と訳している…
自分の感覚に起こる不思議。 浮遊体験。 (注:幽体離脱ではありません。。。) クリスタ・ルードヴィヒの演奏会で得た この浮遊感は 詩と音楽のなせる技 音楽だけによって生まれた現象ではない 面白さ。 その理由がマーラーの曲…
マーラーのリュッケルト歌曲集に 「わたしは俗世から離れて」 Ich bin der Welt abhanden gekommen… という歌曲がある。 「わたしはこの世から捨てられて」あるいは 「わたしはこの…
僕が大学2年のころ 声楽家の佐々木成子先生のところに あるパンフレットがあった。 ウイーンの夏季音楽コースの案内だ。 当時外語のドイツ語二年生だった僕は 「大ちゃん行ってみたら?」 という佐々木先生の言葉に 1も2もなく…
内気な男たちのInside Out アーティストとは総じて皆「内気」なものであるが、そんな内気は社会の荒波の中では、残念ながらマイナスとされてしまうことが多い。だが真のアーティストには大抵「逆転の人生」が待って…
今日はシューマンの音楽の世界への準備をしてみましょう。 シューマンという人は「文学と音楽」を結び付けた人と言われています。 まあ確かに彼の作品を見ると「文学的」に見える場合もあります。 本当にそうであるかどうかは、彼の音…
日曜日の独特な匂いって ありますよね。 これに気がついたの ウイーンに住んでたときでした。 ローマの日曜日もそりゃあね。 必ずsanto padre(ローマ法王の俗称)が ミサをされますから 特別っちゃ特別なんですが。。…
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