コスモポリタンの勧め④「自分に合った鏡とは?」
From: 村中大祐 私は音楽家になるためにドイツ語を学んだが それはそれは、大変なプロセスだった。 祖母が柳兼子師、母が笹田和子氏、佐々木成子氏に師事したお蔭で 音楽をやる、と決めた段階で相談したのが 母の師の佐々木成…
From: 村中大祐 私は音楽家になるためにドイツ語を学んだが それはそれは、大変なプロセスだった。 祖母が柳兼子師、母が笹田和子氏、佐々木成子氏に師事したお蔭で 音楽をやる、と決めた段階で相談したのが 母の師の佐々木成…
From:村中大祐 私の夢はその昔、ヨーロッパの人たちと同じ土俵で、 もっと言えば「できる限り」同じ条件で音楽を感じることが できるようになりたい、ということだった。 もちろん20歳を過ぎるまで一度も外国に出たことのなか…
From: 村中大祐 とんでもない!と思われるかもしれない。 「外国語は捨てろ!」などと言う人は居ないからだが、 外国人と同じ土俵に立ってものを見ることが可能かどうか、 ここ数十年いろいろな実験を繰り返してみて ひとつ確…
私はこれまで、外国語を身に付けるために 途方に暮れた時期が何度もあった。 ではなぜ続けられたか? それは「音楽」をやるために「絶対必要」だと思ったから。 カラヤンは見事なフランス語やイタリア語を話した。 むしろ英語やドイ…
最近事務所の整理をするため、昔の資料の取捨選択をせねばならず、その中に埋もれた書類に記憶を呼び起こしていたら、ウィーン時代の記憶や東京で外語に通っていた時代に、自分が何を考えていたか?を思いだす良い機会となった。 まずは…
おはようございます。 今日は5月15日。新しい一週間ですね。 ちょうど昨年の秋ごろでしょうか、春夏秋冬理論という 面白い本に出会いました。 その中で「人生には四季があり、それが12年ごとに繰り返す。」 とありましたので、…
◇指揮者の外国語、ワンポイントアドバイス(不定期) まず始めに言っておきます。 私は基本的に外国語が好きですが、結構苦手です。 ちなみに学校の成績は良くなかったです。 私は優等生というのが、性に合わないのでしょうがないの…
茶会でお話しているのは 今年になってからはリーダーシップ論だ。 FMヨコハマでは音楽についてお話できるよう 何かとテーマを決めていたのだけれど 時間も短いことから、お話する内容が限られてしまう。 それも何かと勉強にはなっ…
明日4月9日(日)15時から「音のソムリエ茶会」でお話しする内容は、まあ言ってみれば、「指揮者の変遷から見た21世紀のリーダー像」みたいなものだ。 これまで「継承と創造」について、割合に詳しくお話してきた。 それはそれで…
安吾を知る人は多いと思う。 僕は安吾を知らずに20歳ごろまで過ごしていたが 当時付き合っていた女性が慶応の文学部出身で 広告会社に勤める人だったからか しきりに安吾を勧められたので読んでみた。 もうかれこれ数十年前の話だ…
「大きな絵」という夢を描くことは誰にでもできる。 言葉は悪いけれど、あまり考える必要はないのが、 この「大きな絵」。 なぜかというと、人の協力も得られるし、 本を読んで誰かの真似をすれば出来上がるからだ。 それが「大きな…
ある会合でお会いした若手の軍師の方にご紹介を受け、 3月26日の日曜日、お昼13時半から横浜トレッサで 行われる子供イヴェントに出演することになった。 子供に何を伝えるか? そこは一番の問題。 私が今いちばん伝えなければ…
【重要なご連絡】 次回に予定されていた3月19日の「音のソムリエ茶会」は 4月9日(日)へと延期になりました。 3月26日(日)にトレッサ横浜で13時半から出演して 子供たちにメッセージを送ることになり、 3月の茶会はお…
自分より経験豊富な方には自明のことかもしれないが、 この歳になって(33歳^_^)、 やっと人生を生きる上で大切なことを一つ、 たった一つだけ理解できた。 カラヤンやチェリビダッケといった偉大な芸術家は、 その人生の中で…
昨日は定例茶会の日。 ヨコハマみなとみらいにある BUKATSU-DOというコミュニティ・スペースで 月一回、恒例となったお話会が行われた。 「ボーダーレス時代のリーダーシップ」と言えば 表題は長ったらしいが、まあ許して…
ある時、ひょんなことからロンドンでお会いした方に 「村中さん、九州に行かれるなら宇佐に行くといい」と言われ たまたま九州は福岡の仕事帰りに 八幡宮の元宮がある宇佐神宮へとお参りしたのは今から5~6年前のことだ。 九州には…
「作曲家の魂にふれる思いがする」 「まるで応援歌のような」 そんな昨年2016年5月12日の演奏会の録音がデジタルリマスタライズされて 村中大祐指揮Orchester AfiAの第二弾CDとなりました! 「まるで自分が応…
人に何かを頼むとき 私は最近目の前にいる人に なるべく早くお願いすることにしているが、 それはどうやら 私にとっての一番「良い答え」を与えてくれていることに 何となく気がつくようになって来た。 効率を考えれば、調べてもっ…
こんにちは。 今月より新しい茶会が始まります! 2月26日(日)15時より「ボーダーレス時代のリーダーシップ」を語ろう! というタイトルで指揮者村中大祐とボーダーレスについて語るお話会を開催します。 お申込みはこちら↓か…
ご縁というのは不思議なもの。 そんなひょんなご縁から、 マナーのプロ杉本さんを通じて ことづくりのプロ中馬さんをご紹介いただき その中馬さんが横田さんを紹介してくださった。 ご縁つなぎはリレーのようなもの。 互いにどうな…
こんにちは。 村中大祐です。 今日は寒いですよね。 毎朝散歩に行くと、まずは必ず300メートル走を わが社の宣伝部長Giorgio(ジョルジョ)君とやるんですが 最近はあやつめ、なかなか本気で走ろうとしないんです。 走り…
今ワーグナーの「トリスタン」のスコアを読んでいて思い出した事がある。 昔、ウィーンの音大の演奏会で、 このトリスタン第1幕をスウェーデン人歌手たちとピアノ演奏した記憶だ。 コレペティトール(オペラ歌手コーチ)のクラスの試…
ボーダーとは境界線。 でもわたしはこれを「枠」と呼ぶ。 「枠」は往々にして自分が作り上げている。 ボーダーレスとは「自分の枠」をはずすこと。 それがテーマである。 怖れを手放すこと。 そして自分のなかにあるものと対峙する…
ボーダーレス時代のリーダーに必要な考え方とは? 質問1. 貴方には継承するものがありますか? 質問2.継承するなら、誰から受け継ぐのですか? 意外にも、世界の指揮者の歴史を紐解くとき、 「継承」という作業が無ければ、 「…
指揮者の世界にはいろいろなパターンがあるように見えて、 実は一つの法則が存在するのをご存知ですか? それは「継承と創造」の2語に集約されます。 継承はある意味「型」ですが、 その型を打ち破る創造性が必要とされます。 前回…
今朝、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の演奏をかけながら スタジオの整理なぞをして気が付いたのですが… チャイコフスキーの音を聴くと、私たちはフッと心を動かされますね。 昔ストラヴィンスキーが「誰よりもロ…
音楽家は見えない世界にアクセスすることができる。 昔よく朝礼で言われていた「想像力」ってやつを使うわけだ。 でもこの「想像力」って言葉、最近とんと聞かれなくなった。 昔は当たり前のように、この「見えないちから」を大切にす…
今日は音楽をする人の役割について話そうと思う。 あくまでも私見だから、気楽に聴いてほしい。 ひょっとしたら他の分野でも同じことが言えると思うから 自分の分野でも同じなら、コメントを残していって欲しい。 音楽に関わる人、特…
日本でもおなじみの 「お友達価格」という言葉。 果たしてこれが国際政治の舞台で通用するか。 いわゆるメタファーですが 仲良くしておくことは いいことなのです。 皆さん、確か覚えておられるかと思いますが アメリカがワールド…
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